都市像 [街]
(FUJIFILM X100s / adobe Lightroom5.7)
今年最後の写真的イベントになるであろう、サロンカフェ”Cafe Bresson”のPHOTORATES Vol.10。
今回のテーマは「都市像」。
前回「BLUE」よりも難解。
日頃、カメラを常に持ち歩き、街の光景を撮ってきているので、単純な「街の写真」はたくさんある。
建築設計を生業としているので、「都市の姿」の解釈も自分になりにある。
買い逃して以来、未だに手に入れられない写真集がある。
高梨豊の「地名論」。
こんな時に手に取りたい…。
色々考えながら、出品作品の候補を二つに絞る。
色々考えて、出品作品を決定した。
夏に買い替えたプリンター、PX-5Vで初のA3ノビ出力。
K3インクとGEKKOシルバーラベルの組合せで、焼き上がりも満足。
エキシビションの期間は、12月20日から、年末押し迫った29日まで。
その間にBressonを訪れたお客さんの投票で順位をつける。
出品期限は19日までなのだけど、バタバタしそうなので早めの納品を昨日済ませた。
もう悩んでいない、かと言うと嘘になる。
なので、憂いを断つ意味でも、最終的に選ばなかった方を本日のポストに。
最後まで悩んだ二作品は、意味的にも、構成もある意味真逆な解釈。
前回はど真ん中の順位。
至ってフツーな結果だった。
今回は、今年の締めはどう終わるのか…。
タグ:写真 FUJIFILM X100S
高梨豊の写真は私も惹かれます。記事を読まずに写真だけを拝見した時、背景の建物の荒涼感が印象的でした。「解体工事中」の表示になるほど、料金の看板が妙に生々しく、その前をこともなげに過ぎる人。まさに現代の「都市像」の一つだと感じました。写真展拝見したいですね。
by JUNKO (2014-12-02 11:50)
>JUNKOさん
私も「料金表」の生生しさと、「解体工事中」の冷たさのようなものの対比に惹かれました。
そして、誰かが通りかかるのを待っていました。(笑)
by icarus (2014-12-04 22:51)