退化：深･写真的迷宮：SSブログ

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退化　[カメラ] [編集]

(FUJIFILM X-Pro1 / FUJINON XF 23mm f1.4 R / adobe Lightroom5.7)

いつも鞄に入っていて、毎日私と行動を共にするカメラはFUJIFILM X100s。

大変良く出来たカメラでとても気に入っている。
大して役にも立たないのに、全体のデザインをスポイルしているオデコのフラッシュを除いて。（笑）
しかし、前からとても気になっているカメラがある。
今はまだ誕生していない、妄想だけのカメラ、FUJIFILM X-Pro2。
現行X-Pro1の後継機として登場を待ち望んでいる人の多いカメラだ。
登場の暁には、人柱と呼ばれようがファーストロットでいい、実機を見ることなく予約して買う気満々。
そのための資金も用意してあった。

そして、私は何の根拠もないのに、年明け1月末には発表されるだろう、と考え、昨年秋に先行投資
として、XF 23mm f1.4Rを購入した。
”コレクターではないので使わない機材は持たない。”主義の私なのに、防湿庫には相棒（ボディ）の
いないレンズが寂しそうに佇んでいた。
で、いよいよ新年も明け、1月も半ばを過ぎたのにネット上で噂にも上らない。
このままじゃレンズが可哀想。（笑）
何より、自分自身が辛抱たまらなくなってきて、ある日、ネット上に程度の良い中古＋チョボチョボ
程度のお値段で新品を発見。
一応、一晩考えましたよ。（汗）
で、最終的には「ポチっと」な。

で、メインだったX100sから、靭やかで手に馴染むARTISAN & ARTIST（A&A）の組紐ストラップ
ACAM-301と、銀一のソフトレリーズボタンを付け替えてメインの移行は完了です。

カメラ的には、X100sよりも前の発売なので、仕様、機能は先祖還りになります。
その代表格としては、像面位相差AF非搭載なのでAFスピードは落ちるはず。
それでも、先代のX100ぐらいだろうから、これは想定の範囲内。
そして、大きさも大きくなる。
日常的にカメラを持ち歩く自分としては結構な問題なのだが、レンズ交換の可能性を考えると仕方が
ないかも。
X-Pro1登場時に購入を見送った理由がこの大きさ問題だったのだけど、時間の経過が「もう、いいか…。」
と思わせた。のかも。

で、想定外なことが…。

まずは、LightroomのレンズプロファイルにXF 23mmがない…。（泣）
換算35mmつながりでX100sのプロファイルを代用する、のかな？
そして、普段使いの鞄はA&AのCOV-7000Nというトートバッグタイプのカメラバックを使っているが、
色々雑多を入れるためにインナーを抜いて使っている。
なのでカメラ保護のために、これまたA&AのACAM-75というカメラポーチに入れているのだけども、
これがパッツンパッツン…。
蓋が閉まらない。お腹が出てきてパンツのボタンが締まらない、感じ。
X100sやM4+SUMMICRONでは丁度いいのにね…。
仕方がないので、ワンサイズ大きいACAM-76を追加発注。（泣）

X100シリーズとしてはX100Tが先ごろ発売されたが、これはX100からX100sになった時のような
感じるものはなかった。
X100Tの目玉は、OVFでもマニュアルでピント合わせができるようになったことだけど、レンズ固定で
AFなレンズが付いているのであれば、あえてMFで撮ることはないし、AF合焦後にMFでピントを送る
ようなシビアな撮り方もしないので私には無用だ。
むしろ、レンズ交換ができ、マウントアダプターを介してMFレンズを使うであろう時にその威力を発揮
できると思う。

なので、X-Pro1の筐体にX100Tの中身を入れてくれるだけのX-Pro2で充分なんです。
私には。
ブレイクスルーな有機センサーとかどうでもいいんです。

そこの所ヨロシク、富士フィルムさん。

逆に、もし、夏までにX-Pro2が発表されるようなことがあれば、暴れちゃうぞ。（笑）

私の思考を筆頭に、いろいろ退化した感がタップリだけど、後はもう、このカメラで私の写真が大化
することを願うのみ。

って、それが一番無い…。