妖光 [街]
(FUJIFILM X-Pro3 / FUJINON XF 23mm f1.4 R / adobe Photoshop Lightroom Classic CC)
大学卒業後に勤めた事務所の所長が住んでいたマンションの隣に、仏壇屋が建っていた。
(今もまだある。)
その仏壇屋には、内光式の大きな袖看板が付いていた。
そして、日が暮れてあたりが暗くなると点灯するのである。
目立とうとしたのか、真っ赤な地色に白い文字で店名の書かれたそれは、あたりを真っ赤
に染め上げた。
所長は、「窓の外のバルコニーが真っ赤になるんよ。カーテン閉めんかったら部屋の中ま
で赤く染まる。」と言っていた。
そして、最後に一言言った。
(今もまだある。)
その仏壇屋には、内光式の大きな袖看板が付いていた。
そして、日が暮れてあたりが暗くなると点灯するのである。
目立とうとしたのか、真っ赤な地色に白い文字で店名の書かれたそれは、あたりを真っ赤
に染め上げた。
所長は、「窓の外のバルコニーが真っ赤になるんよ。カーテン閉めんかったら部屋の中ま
で赤く染まる。」と言っていた。
そして、最後に一言言った。
「ぶち妖しい。」
それは怪しげな気分になることでしょうね。「ガラスの城」もなかなか意味深ですよ。
by JUNKO (2020-01-28 12:10)
>JUNKOさん
「ガラスの城」は**ホテルです。
以前、「ガラスの里」と言うガラス工芸のテーマパークがありました。
ややこしいです。(笑)
by icarus (2020-01-28 22:33)